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やわらかな癒しのピアノ

今日はフジコヘミングさんのピアノソロコンサートへ。IMG_5816.jpg
5列目の真ん中というピアノの弦がリアルに響いてくる席でした。
感謝感謝。
始まりのシューベルトから宇宙を感じ、ショパン「革命」では彼女の履歴書を眺めているようで、モーツァルト「トルコ行進曲」は独特の軽やかさ、そして私は彼女のドビュッシーの「月の光」が大好きです。
今回も黒基調のお衣装にゴールドがきらめくストールなど、そのキラキラが一番きらめいて、弾いているお姿が一番美しいと感じた一曲でした。
月の光に浮かび上がる湖が思い浮かび、水が跳ねたり、波立ったりを勝手に想像しつつ。。。
そして彼女の金看板である「ラ・カンパネラ」はタイトルのごとくの小さな金や鈴が華奢に重なり鳴る表現は独特のものであり、クラシック音楽愛好者のみならず、幅広い人々の心に響くものであると思います。
アンコールも終わり、ステージをはける直前に小さな投げキッスを会場に。
とてもチャーミングでした。

終演後、ホールを出た空には後光をさした満月が。
美しかったです。IMG_5812.jpg

初夏の一夜。
ライラックの香りを嗅ぎながら、ひとり歩く帰路で、今生かされている奇跡と安堵と感謝を覚えました。
そして魂に直接響く音楽を自分も奏で響かせて行きたいと祈る今宵です。

どうか平和の光につつまれた水曜日でありますように[ぴかぴか(新しい)]

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