湯治

1月は例年、どこか体調が優れず。。。なんてことなのですが、この度はそれほど鼻炎も悪化せず、過ごさせていただいております。
とはいえ、心のバグは冬篭りの胸に溜まりがち、今日はデトックスの日となりました。
まずはマツエクに。そしてスパへ。
今読みかけている本を持参し、くつろげるスペースで目標であった通り読了。
沖縄在住の精神科医の女性が綴った笑いの秘密にはたくさん自分が実践してきたり思考してきたり目標としていることが書かれており、仕事のみならず人生に於いて、ひとさまとの交わりの中での自己のミッション（生まれてきた意味）を静かに確認できるような書物でございました。
心の潤いとなることのみならず血圧や血糖値、パニックシンドローム、がん細胞との対話。。。
笑うという作業でたくさんのことが改善されることも書かれています。
「笑いのちからは底知れぬ悲しみである。」
人生の深い悲しみや困難を乗り越えながら愛する人々へ笑の天使となって光を施していると神様がそのひとの器を広げるのだとか。。。
大天使とつながることで宇宙へ突き抜ける。。。なんてことも書いてありました(^_^*)
ずいぶん前に読んだ天使本にも電化製品を直す時に呼んだほうがいい天使なんて書いてあったのを思い出しました。
癒しの天使ラファエルは緑の光を放つらしい。
今わたしのそばでくしゃみをしている（笑。どうした？）mauryも緑色の目をしている。。。

十分わたしは癒されております。
ありがと。
沖縄には「て〜げ〜」という言葉があり、「ゆるゆる」「適当」という意味だそうです。
わたしも日頃レッスンでいかにからだと心の力を抜くか。。。それが気持ち良く声を出せる秘訣のひとつだとお話ししています。
実際、レッスン中の発声練習で辛い音域に上がって行けば行くほど笑ってください、口角をあげてくださいと。
からだが力んだままの浅い呼吸だとからだのバネも固いままですと。
日頃レッスンでお腹の底から呼吸し笑えることがそのまま心豊かな人生へつながるのだと、究極はそこへ繋がることをお伝えしているとしたら、この笑いの秘密の数々とずいぶんシンクロします。
それぞれの場所と時間でご縁のある方々と良き人生への歩みのシェアをと心から願い祈ります。
わたし自身、ひとさまを笑わせることで自分の心も癒され豊かになる瞬間をレッスンでいただいていることに心からの感謝を覚えます。
大好きな人たちがわたしのバカな話で笑ってくれるそのきらきらな笑顔がわたしのかなりの幸せです。
とはいえ、この世の闇という闇をもしかして全て解決するであろう「笑い」という最強の護身術をわたし自身もまだまだ使いこなせていない心の奥底を垣間見ようとすることこそが要するにきっと重要な恵みなのであろうと心得ます。

そんな本を読み終え、また豊かなあたたかい水に身を投じ、無心なひとときをいただいて、再び愛する人々への思いとともに静かに修行の時間を繋げて行ける今宵に感謝を覚えます。

mauryは安心な顔つき。
一緒にいれば寒くないよ。

この世が光を纏った木曜日でありますように