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光の中へ

長く綴ることをお休みしていました。

3月2日に母が天に旅立ちました。
長く療養型の施設(病院)に住まいしておりましたので、コロナ禍は会うことが叶わず、この2月から旅立つまでの短い間に時間制限付きの面会のみでした。
それでも2日の明け方、まだ温かい母の手を握ることはでき、命の余韻を感じることはできました。
我が家に連れ帰り、遠くに住まいする妹も来札、二日間一緒に過ごし、3日のお雛祭りを一緒にしたかったのであろう母の心を受け取ることができ穏やかな時間を与えられたことに感謝を覚えています。

国立の大学病院に勤め、誰もが叶うわけではない輝かしい花道を歩んだバックヤードは子供ながらに険しい学びの道であったと覚えています。
そして心から誇りに思う我が母です。

四十九日まで、心の中で母の手を取り新しい旅立ちの準備を伴走しているつもりでおります。

母が大学病院退官に際して作成した冊子の中で詠まれた歌です。

「看とりきて人とまみへし月日こそ 我が人生の道しるべなり」

母の最後の最後の姿までを学びとれと言わんが如く、母の声が聴こえます。
ギフトは無限大。
この世に私が存在するのは母が産んでくれたからであり、感謝、ただただ感謝あるのみです。

新しい季節がやってきます。IMG_3769.jpeg
これからは母と共に。

体力が低下気味で毎日綴ることはしないかもしれませんが、ゆっくりまた・・・。

あふれる光がすべての闇に打ち勝つ春の中にいられますように[ぴかぴか(新しい)]


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