盂蘭盆会・。＊.*

今日は毎年お盆の送り火の日にお寺の盂蘭盆会法要へ赴きました。
昔々は祖父母と、そのあとは母と、今はわたしが赴く役目です。
今日はたくさんの檀家さまがたが集っていました。
お上人さまのお説教のなかに「喜捨」がありました。
すべてを差し出すことは到底出来ませんが、日々の不必要な執着を捨て、ひとのお役に立てる利他の精神を懐に忍ばせておきたいものです。

お寺のお庭の蓮の花
今年は白も見られました。

蓮は泥水のなかで美しく花を咲かせます。
人として生きてゆくことは辛い、切ない、苦しい。
だから澱んだ泥水のなかで花を咲かせられる蓮の花に強さや励まし、そして更なる美しさを感じるのでしょうかね。

送り火を灯す今宵。
どうかこの世もあの世も平和の光にいだかれた時が紡がれますように。