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盂蘭盆会

[盂蘭盆会・うらぼんえ]とはインドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、 転じて「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」という意味だそうです。
そこに日本の様々な習わしが融合し、先祖や故人を偲び、今日ある自分をかえりみるという、 お盆の根幹をなす理念が千古の昔から変わらず受け継がれているようです。
要するに感謝と祈りなのでしょうね。
日頃、雑念の多い生活、季節の行事は大切にし、心静かな時間としてありがたくいただきたいものです。
ありがたくと言えば、わたしの宝物のひとつ。
これ→IMG_1464.jpg
祖母からのお下がり。
菩提樹の実でつくったお数珠です。

お釈迦さまが生まれた所にあった木。・・・・・・無憂樹(むゆうじゅ)
お釈迦さまが悟りを開いた所にあった木。・・・印度菩提樹 (いんどぼだいじゅ)
お釈迦さまが亡くなった所にあった木。・・・・・沙羅双樹(さらそうじゅ)
だそうです。

わたしもことあるごとに大木に逢うと見上げ、語りかけ、手で触れ、その精霊に力をいただくことに感謝することがあります。
この菩提樹の実は精霊のひとつとも思い、また祖母の信仰心がしみ込んだありがたいもの。
眺めていると遠い遠いお釈迦様の時代にタイムトリップできるような気さえします。

今は天国にずいぶんたくさんの大切な存在があります。
どちらの世界にいても大切と思える魂があることの幸いを覚えます。

明日がどうか愛するひとたちの平和な金曜日でありますように[ぴかぴか(新しい)]

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コメント 4

青の風画

お釈迦さんの三つの木。
無憂樹は知りませんでした。
菩提樹の実でつくったお数珠、これもまた
ステキなお数珠ですね。
by 青の風画 (2012-08-17 00:03) 

rosemary

青の風画さん、ありがとうございます。
昔、祖母がお釈迦さまが生まれ悟りを開くまでを漫画にした本をくれて、何度も眺めていた幼い頃でした。
そのお話のなかでお釈迦さまのお母様がお釈迦様を産み落とす瞬間に森のなかで握っていた枝が無憂樹だったようです。

このお数珠は祖母の想いの遺品です。
ありがたいです。

by rosemary (2012-08-17 00:11) 

チェリー

数珠を通しておばあ様がいつもすぐそばにいるようですね。
数珠に込められた意味、深くていい話です。
by チェリー (2012-08-17 15:55) 

rosemary

チェリーさん、そうですね。。。
お守りです。
ありがとうございます(^_^*)
by rosemary (2012-08-18 00:02) 

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