SSブログ

クローゼットにて

今日、明日はクローゼットまわりを整理。
衣服には執着がまだまだあり、もう外では着ないだろうが部屋着、寝巻きがわりにしよう!と捨てられず、とか、これは超お気に入り!でもいつ着るの?とか、これは可愛すぎるから80歳になったら着よう、とか。。
おいおい。。。な感じではありますが、今日のところは40リットルゴミ袋ふたつ、出ました。

クローゼット奥に忘れられていたものたちが。
祖父に預けてあった昭和の古い紙幣と、母の大学病院退官記念誌。

母のその記念誌には様々な研究の跡、また在籍していた科のあゆみなど、更に短歌がいくつか。
その短歌に、わたしのことであろうものが。
「見送りに かけいでにけり 吾子の手に にぎり出されし ひとつぶのチョコ」
「泣き顔で うなづき送る 子の声に 仕事やすめて 受話器をにぎる」

泣きじゃくるわたしや妹を祖母たちに委ね、夜勤に出掛ける夕暮れ時、後ろ髪惹かれる辛さはいかばかりかと、いまになり想像します。
遅過ぎますね。理解が。
なんだか、胸がキューッとなりました。

写真は40年以上やっていたのだと思います。
第二の故郷と綴っているキャンパスのエンレイソウ、若いときにはなんとも感じることはありませんでしたが。。。
今はその美しさを感じています。9E4F2D13-C56E-481B-9A41-6D9FAD6D5DE6.jpeg

あふれる平和の光がすべての闇に打ち勝つ土曜日でありますように[ぴかぴか(新しい)]

nice!(9)  コメント(0)